soieのブログ

映画と旅行の備忘録

マカオ カジノ 必勝法

仕事でこの街に行く機会が年に何度かあります。

仕事の後に、娯楽でスロット遊びをするのですが、勝ったことは一度もありません。

生来のギャンブルマニアでもないため、俗にいう「たしなみ」となります。

しかし、長年、スロットに座ってスタートボタンをたたいていると、心得は身に付きます。そこで、備忘録として記録を残しておこうと思いました。

マカオだと、掛け金は香港ドルになります。

1万円が660香港ドルくらいに換金です。

ルールも何もありません。お金を入れて掛け金決めて、スタートです。

5セント台、10セント台、20、25、1ドル。

様々な掛け金のスロットが華やかに並びます。

掛け金が低いと、リターンは少ない。しかし、長く遊べる。

掛け金が大きいと、リターンも大きく、しかし、でなければ瞬殺です。

一般人だと、たぶん3万円くらいを換金してジャックポットを夢見ます。

ちなみに、ジャックポットはマックスベットでなければ、確率低いので、あまりお金のない人はジャックポットは出にくいかもしれません。

さて、必勝法というよりは心得なのですが、自分のスタンスが肝となります。

ハイリスク、ハイリターンかローリスク、ローリターンか?

ではありません。

「あたれば2~10倍以上になるよ、でも、短時間で持ち金ゼロになるからね(ハイリスク、ハイリターン」」か

「あたれば1.5~2倍くらいになるよ、でも、長い時間かけて持ち金ゼロになるからね(ハイリスク、ローリターン)」

基本、持ち金ゼロになります。どちらも、ハイリスクです。そして、日本円を換金したくなります。

シロウトとしては、ローリスクが最善と思って、ローリターンでも、長時間遊べる方法を選択していました。

しかし、結局、持ち金ゼロになることに、数年かけて気づきました。

じゃあ、どっちを選択してもハイリスクじゃんということです。違うのは、遊べる時間。

もし、3万円を10万円にしたいのならば、泡と消えるかもしれませんが、30分間、高い掛け金(一回1000円)で50回くらい回して、勝か、ゼロで終了。

もしくは、3万円を一回300円くらいの低い掛け金で3時間くらい楽しむかです。

お友達ときてしまったら、ゼロになった場合、相手を待っていなければならないので、また換金して損が膨らむこともあります。

選択肢として、掛け金以上にしたいのならば、高額ベットです。

運よく勝てたら、財布にしまって、コーヒーでも飲みながら友人がゼロになるのを待ちます。

 

ウィンド・リバー wind river

インディアン保留地にまつわるサスペンス。

事実にインスピレーションを受けての映画化です。

なにが、事実なのかが問題。

ワイオミングのウィンド・リバーに先住民をおしこんで、あとはほったらかし。

挙句、治安が崩壊し、無法地帯と化しています。

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平均寿命49歳。失業率80%。

本当にアメリカ?って感じです。

さらに、女性が犯罪に巻き込まれるのは日常。

この映画のような悲惨な出来事は事実なのです。

しかし、米国はこの事実から極力目をそらしています。

そこで、この映画の監督さんが、インスピレーションをもとに脚本書きました。

 

だから、感想なんて言っていい映画ではないと感じますし、銃撃シーンかっこええ。とか違う気がします。

米国人の感想は,「聞き取りずらい、字幕つけろ」と文句が多かったです。

終始セリフはぼそぼそでしたから。

 

ちょっと思ってしまったのは、その事実を世界に知らしめたいと信念をもったのならば、なんでここまで娯楽作にしちゃったのかな?というところ。

普通に面白い映画になっていて、風化しちゃうんだろうなと感じました。

 

それならば、黒人同様、「ブラックパンサー」のように、黒人至上主義をうたって、「黒人最高。うらやましいだろ」ぐらい洗脳映画にしても地位向上の役に立てるのではないかなぁと、不謹慎にも感じてしまいました。

ちなみに、ジョニー・デップとかアンジェリーナ・ジョリーとか血をひいているそうです。

Ready Player One

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スピルバーグらしい、子供も楽しめる家族映画です。

スター不在の為、あっという間に公開が終了しました。

タイムズスクウェアにでかい看板を設置して4000館以上のオープニング館を確保して公開です。

原作は全米ベストセラーのSF小説

あいかわらず、原作と違う問題で全米では予算を回収できませんでした。

しかし、さすがスピルバーグ

世界市場で特大の花火を打ち上げ、大成功作へと昇華させてしまいました。

とにかく楽しい映画です。

tomb raider

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アンジェリーナ・ジョリーのララじゃない最新トゥームレイダース。

もの凄く一般向けにリニューアルしました。それこそ子供でもオッケーぐらいになってます。同じ、PG-13ですが、アンジェリーナ版は、セクシーな場面があります。で、こちらは、野蛮な言葉がでてきます。とターゲットがはっきりしています。

こっちがアンジー

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ララという同キャラなのに、表現が違うところが面白いです。

冒険活劇物としては、とても見やすい2018年版。

近年の傾向通り、またまたダニエル・ウーさんという香港・中華系アメリカ人が助演をはり、皮肉なことに全米よりも中国でヒットした大作です。

親子で見れるボーイッシュなララのトゥームレイダーです。

 

 

GAME NIGHT

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この映画こそ、ハリウッドと日本のお笑い文化を比較する最高の素材です。

本国では、

笑いが止まらない!

ベストコメディ!

大絶賛です。

ハリウッド映画でよく家族とか友人でジェスチャーして映画のタイトルとかあてる大盛り上がりシーンを見かけます。

あれが事件に発展し、夫婦、兄弟、友情と定型フォーマットで進行します。

その騒動に大爆笑です。もう腹筋崩壊で劇場パニック映画です。

これを鑑賞した後、国際的な感性の違いを始めて実感することができました。

 

THE POST  ペンタゴン・ペーパーズ

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世界市場を見据えない、ハリウッド典型的国内向け映画。

アメリカの歴史的事件を背景に、首都に本社を置くワシントン・ポストの新聞社としての生き残りをかけたスクープをドラマティックに描きます。

しかし、そんなにサスペンスフル、緊張感を醸し出しはしません。

これまた、ハリウッドの歴史を作った主演二人の演技力に重きをおいている印象です。

あくまで、マスコミはこうあるべきとか正義をうたったわけではないのですが、全米ではトランプ大統領フェイクニュース叩きとか、なにかとマスコミのありかたに脚光を浴びている時期なので、面白くはないけど好意的な評価だったようです。

そう、アメリカ以外の全世界には、いつものUSA!な映画です。

だからこそ、ストリープ、ハンクス、スピルバーグを前面に推すマーケティングは、内容になじみのあるUSAには、「あれを、こいつらがやるのか」ですし、

他の国では、「すごいスタッフだ。おもしろいにちがいない」でOKです。

Tully タリーと私の秘密の時間

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とんでもない日本タイトルをつけてしまったシャーリーズ・セロン主演の異色作。

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でも、すごく広報の人の気持ちがわかる、愛のあるタイトルでもあります。

ぜひ、見てほしい。でも、表現できない。

もう、ミステリーっぽくしちゃおうかな。コメディードラマのジャンルだけど。

みたいな。

シャーリーズ・セロンは、世界有数の美女ですが、また役作りで太ります。

いつか、メリルストリープのような存在になるのでしょうか。

これだけの美貌を役の為に崩す勇気といいましょうか、女優魂です。

で、映画ですが「see how the mother half lives」

この言葉、元々 how the other half livesという有名な写真集?があって、

「裕福な人々は、その他の貧しい生活の人々の暮らしを知らない」っていうタイトルの

スラムの生活を収めた写真本です。

映画のサブタイトルは、「how the mother half lives お母さんの暮らしぶり知ってるの?」というより

強く、「See how the mother half lives 母親がどんなに大変か知れ」といったニュアンスです。

「タリーと私の秘密の時間」というよりは、サブタイトル通りの内容を、シャーリーズ・セロンが見事に演じます。

全ての女性に見てほしいとか、男性も必見とかいうのでしょうが、

見た後に、「自分のことは誰が知っているのかな」と哲学的なことを考えてしまう素敵な映画でした。