ルーム
実話をもとにしたという情報がありますが、完全なるフィクションです。
しかし、作者さんは、衝撃的な監禁事件フリッツル事件フリッツル事件 - Wikipedia
や「アリエルカストロ事件」クリーブランド監禁事件 - Wikipedia
に影響を受け、このルームの執筆につながったとコメントしています。
どの映画にも見るべき最適な環境があると思っています。
気分も大きく影響するでしょう。
落ち込んでいるときに、落ち込む映画が嵌るのか、お気楽物が嵌るのか、その時の状況で映画への感想は大きく変化します。
この映画は鑑賞を決意するまで、相当葛藤することになります。
映画のストーリーラインとしての情報と実際の作品があまりにもかけ離れている為です。
この作品に影響を与えた事件が「監禁」である以上、明るく楽しいコメディやアクションであるはずがなく、大多数の印象は、「暗く・重い」映画と思われてしまいます。
「悲惨な感動」のように悲しい映画ととらえる向きもあるでしょう。
現地では、「人生が変わる程の作品」と大絶賛でした。
そんな感情や思考に影響を与えるほどの作品のストーリーや感想を、簡単に書くべきではないというのが結論です。
触れておきたいのは、
母と息子の無償の愛情がキュートに描かれており、彼らのルームは美しくサンキューと言いたくなるような所です。