ウィンド・リバー wind river
インディアン保留地にまつわるサスペンス。
事実にインスピレーションを受けての映画化です。
なにが、事実なのかが問題。
ワイオミングのウィンド・リバーに先住民をおしこんで、あとはほったらかし。
挙句、治安が崩壊し、無法地帯と化しています。
平均寿命49歳。失業率80%。
本当にアメリカ?って感じです。
さらに、女性が犯罪に巻き込まれるのは日常。
この映画のような悲惨な出来事は事実なのです。
しかし、米国はこの事実から極力目をそらしています。
そこで、この映画の監督さんが、インスピレーションをもとに脚本書きました。
だから、感想なんて言っていい映画ではないと感じますし、銃撃シーンかっこええ。とか違う気がします。
米国人の感想は,「聞き取りずらい、字幕つけろ」と文句が多かったです。
終始セリフはぼそぼそでしたから。
ちょっと思ってしまったのは、その事実を世界に知らしめたいと信念をもったのならば、なんでここまで娯楽作にしちゃったのかな?というところ。
普通に面白い映画になっていて、風化しちゃうんだろうなと感じました。
それならば、黒人同様、「ブラックパンサー」のように、黒人至上主義をうたって、「黒人最高。うらやましいだろ」ぐらい洗脳映画にしても地位向上の役に立てるのではないかなぁと、不謹慎にも感じてしまいました。
ちなみに、ジョニー・デップとかアンジェリーナ・ジョリーとか血をひいているそうです。