Molly's Game モリーズ・ゲーム
「実際にあったこと」だと自分に言い聞かせて見ると世界観に近づけるかもです。
確かに実話だったとしても、もう非現実的過ぎて、別にフィクションでもいいです。
そして、この映画で描かれていることは、ほぼご本人著書に忠実と感じます。
だから、これが絶対的に実話とすると、自分の知らない現実世界は茫漠たる海です。
私は、朝起きて、ご飯食べて、夜寝る。
この映画のモリ―さんは、オリンピック候補で、弁護士資格なんて軽くとれて、世界になだたるセレブを顧客にホテルのぺントハウスで個人でカジノオープンして、FBIと合衆国を相手に裁判してた人です。ついでにロシアンマフィアにも狙われてました。
映画では、かなりの部分を表現できないんだろうなってもどかしく感じました。
FBIも知りたがってましたが、実名とかもっと凄い暗部。
モリ―さんは何も公開しないから、実刑でオッケー。って人です。
実刑よりも、命よりも、カジノ運営で知り得た情報が何だったのか、映画はその辺をうまく隠しながら、サクセスストーリー的にスッキリ見せてくれました。
ちなみにタイトル「モリ―ズ・アドベンチャー」でもいいです。
このモリ―さん1978年生まれ。彼女の26歳くらいの時のお話しです。
今は、女性支援みたいなことしてるようですが、嘘だと思います(個人意見です)。
向かって、左がモリ―さんで、右がモリ―さんを演じたジェシカさん。
彼女が見て、知り得たものは、銀座の女帝みたいなものでしょ。
ちなみに、デカプリオとトビー・マグガイヤ(スパイダーマン)が並んで遊んでいる風景がとてもシュールだったとインタビューで実名してました。
そんなことは、たいしたことではないんでしょうね。