Molly's Game モリーズ・ゲーム
「実際にあったこと」だと自分に言い聞かせて見ると世界観に近づけるかもです。
確かに実話だったとしても、もう非現実的過ぎて、別にフィクションでもいいです。
そして、この映画で描かれていることは、ほぼご本人著書に忠実と感じます。
だから、これが絶対的に実話とすると、自分の知らない現実世界は茫漠たる海です。
私は、朝起きて、ご飯食べて、夜寝る。
この映画のモリ―さんは、オリンピック候補で、弁護士資格なんて軽くとれて、世界になだたるセレブを顧客にホテルのぺントハウスで個人でカジノオープンして、FBIと合衆国を相手に裁判してた人です。ついでにロシアンマフィアにも狙われてました。
映画では、かなりの部分を表現できないんだろうなってもどかしく感じました。
FBIも知りたがってましたが、実名とかもっと凄い暗部。
モリ―さんは何も公開しないから、実刑でオッケー。って人です。
実刑よりも、命よりも、カジノ運営で知り得た情報が何だったのか、映画はその辺をうまく隠しながら、サクセスストーリー的にスッキリ見せてくれました。
ちなみにタイトル「モリ―ズ・アドベンチャー」でもいいです。
このモリ―さん1978年生まれ。彼女の26歳くらいの時のお話しです。
今は、女性支援みたいなことしてるようですが、嘘だと思います(個人意見です)。
向かって、左がモリ―さんで、右がモリ―さんを演じたジェシカさん。
彼女が見て、知り得たものは、銀座の女帝みたいなものでしょ。
ちなみに、デカプリオとトビー・マグガイヤ(スパイダーマン)が並んで遊んでいる風景がとてもシュールだったとインタビューで実名してました。
そんなことは、たいしたことではないんでしょうね。
ブラックパンサー Black Panther
こんな大ヒットになってしまうなんてムービー。
アメリカの歴代興収3位に位置しています。
直後に公開になった「インフィニティウォー」も追いつけません。
「アヴェンジャーズ」シリーズで最も成功した作品となりました。
色々、意味づけはされていますが、純粋な娯楽作です。
但し、白人優先のハリウッドでこのヒットは、今後の新作を立案するにあったて、青天の霹靂となってしまいました。
「アジア人つかっとけば、アジアでヒットだぁ」
と単純な白人的思考は、「主演、黒人と中国人の刑事コンビがいいんじゃね。」
とアイデンティティ崩壊の事件です。
別に面白ければ人種偏見の少ない日本人には、ブラックパンサーは地味で「やっぱアイアンマンかっこいい」になり、指示は少なそうです。
映画は、あるアフリカにある国の国王が、ヒーローになって世界を救う、いつものお話です。
No Strings Attached 抱きたいカンケイ
ハリウッド映画が好む題材です。
No strings Attached
Friends with Benefits
つまり、”恋愛感情抜きの大人の関係”は成立するのか?
この二つの英語を日本語訳にする適切な表現がありません。
単純に「セックスフレンド」になるのですが、ちょっと違います。
食事したり、映画みたり友人関係で体のお付き合いもある。
恋愛感情抜きで・・・つまり、都合よくお互い気楽に生きるために、面倒なことは抜きにして楽しくやろうぜ的な。
ロマンティックコメディなので、ハッピーな予測はつくと思いますが、米国民には、中々興味深いテーマなようです。
離婚率も高いですし、感情表現も自己中。となると、やれる友人関係は成立するか?
それも理想じゃない?みたいな。
この映画と必ず引き合いに出されるのが、これ↓
「Friends With Benefits」なんと、日本タイトル「ステイ・フレンズ」
同じ2011年に公開されました。
No Strings Attachedの主演男優アシュトン・カッチャー。
Friends With Benefitsの主演女優ミラ・クニス。
この二人、互いに「恋愛感情抜きで楽しもうぜ」映画に出たのち、本当にFriends With Benefitsな関係になり、その後、恋愛感情が芽生えゴールインしました。
今ではお子様もいます。
そんな後日談があるせいで、かなり有名な映画となりました。
マンマミーア
Dancing Queenが名曲だと再認識さしてくれる映画。
ミュージカルは見る側に「?」と混乱をきたします。
なぜそこで歌う?
なぜ踊る?
現実世界じゃないのね。ミュージカル好きの為の作品かぁ。
この映画は、普段生活していても心に歌が流れているのを教えてくれます。
実際、歌わなくても頭の中で音楽が流れている。
ただ歩いていても、食事をしていても、自分の中に音楽が流れている。
つまり、頭の中に流れる音楽が実際の場面にあふれだした映画となっています。
今年、第二弾も上映され、幸せと音楽をつなげる世界を再び味わえます。
Dancing Queenの和訳は、この映画のものが最高だと思います。
世界大ヒット映画です。
USAでは観客がブロードウェイと勘違いして踊りだしていました。
あと、この映画の重要なキーワードはABBAで、思い入れによっては、大絶賛と大批評に分かれるなんてこともありました。
映画の内容とは関係なく、出演者の格としてメリルストリープ・ピアースブロズナン
in マンマ・ミーアとなります。
ポスタートップはお二人。
でも主演の女優のAmanda Seyfriedさん、
「MAMMA MIA!(なんてこった!)この魅力的な女優さんは!」
いい作品でたり、変なのでたりと不思議な方です。
POPULAIRE タイピスト
ボクシング映画や野球映画、大抵前半に困難なことがあり,
修行を重ね後半は手に汗握る試合シーン。
まさかタイピングの試合で同じようなことができるとは。
この映画が新しい発見を見せてくれます。
さらに、カテゴリーはロマンティックコメディとなります。
画期的なフランス映画。
1つだけ残念なのはストーリー展開は大変ファミリーなのに対し、さほどセクシーではなく、可愛いが売りの主人公と恋人が真面目に濡れ場に挑戦している為に、1人で見るしかない映画になってしまったことでしょうか。
日本ではわかりませんが、全米公開時R指定、17歳以下見ちゃダメだった気がします。
1950年代、まだPC時代到来の前、タイプライターがビジネスの武器であった頃の、
タイプ早打ち選手権世界一を目指す物語です。
The MUMMY ザ・マミー トムクルーズバージョン
アベンジャーズのマーベル、ジャスティスリーグのDCコミックに対抗するためにユニバーサルが立ち上げたダークユニバース構想。過去のユニバーサルの怪物たち、ミイラ、ドラキュラ、フンケンシュタイン・・・。これらを一同に会してアベンジャーズに対抗しようと特大の花火を打ち上げた主演トム・クルーズ第一弾。
全米の批評は「最後のゴールデンスター、トムクルーズはなぜこれに出た」でした。
言うほど酷いとは思いませんでしたが。
ブランダン・フレイザーの大ヒット作「ザ・マミー、日本タイトルハムナプトラ」と今作はユニバーサルのミイラもの、”死者よみがえらす”をキチンと踏襲しています。トム・クルーズがバットマンばりの無敵のダークヒーローになるために、無理な呪いをかけられなければならないストーリーとした今作。
ラッセル・クロウもでているし、お金もかかっているし、今後の為にも一見の価値はあります。
ユニバーサルの強力コンテンツ「The Mummy」(ミイラもの)に社運を賭けるのは、案外順当な考えと思います。しかしながら、「こうしちゃったか」感があるのも見る側としてはある映画です。
モンスターものって、ジェットコースターにのってギャーギャーするのと同じ感覚で見るのが魅力なんですよねぇ。
ハムナプトラ / The Mummy
冒険活劇の名作。
ピラミッド、砂漠、宝物をもとめて大アクションが展開します。
公開当時は、レイダース(インディジョーンズです)とよく比較されていましたが、
引けを取らない大ヒットと魅力的なキャラクター。
なんといっても、ヒロインのレイチェル・ワイズが大収穫でした。
この後、ハリウッドのトップスターを目指さず、演技派への道に進んでいくのですが、
このまま大作女優さんへの道は確実に開かれていたと思われます。
彼女なしでは成立しない125分です。
この映画は世界的にも大ヒット。
有名コンテンツで、ユニバーサルフロリダでは、マミーライドがあります。
ジェットコースターで、映画の世界を爆走。
冒険映画の歴史的一本は見逃せません。